Rule(プッシュ・プル)
「プッシュ・プル」は、「パワーリフティング」の正式ルールを大幅に簡略化したルールに則って、「ベンチプレス」と「デッドリフト」の最大挙上重量を競う競技です。
本競技は、公益社団法人日本パワーリフティング協会の選手登録は必要なく、誰でも参加することができます。
  ベンチプレス  
  ○ベンチプレスは、ベンチ台に仰向けに寝て、胸に置いたバーベルを両腕で差し上げる競技です。
○選手は、頭、両肩、両臀部が着くように、ベンチ台に仰向けに寝ます。両足は靴底全面を床に水平に着けます。(レフリーの「スタート」という合図があるまではこの姿勢を保っていなければ失敗となります。)・・・長髪の方は頭の後ろ側が隠れないように、髪を束ねて見やすくするなどの対応が必要です。
また、バーベルの握り幅は自由です。(握り方は「サムレス、リバース・グリップ」は危険を伴うため「サム・アラウンド・グリップ」を推奨します。)
○選手は、バーベルをラックから外し(外す際に補助員の補助を得ることもできます。)、肘を伸ばしてレフリーの「スタート」という合図を待ちます。
(レフリーの「バー・イズ・ローデッド=バーベルがセットされました」の合図の後、1分以内に「スタート」の合図がかからなければ失敗となります。)
○合図があれば、バーベルを胸に降ろした後、肘が伸び切った状態まで押し上げて静止し、レフリーの「ラック」という合図を待ちます。
「スタート」の合図があれば、足の位置を移動させたり、臀部を浮かせてブリッジをしたり、自分の好みの挙上準備体制にセットし直すことができます。 (但し、バーベルは肘を伸ばして差し上げた状態を維持しておかなければなりません)
また、挙上に当って胸の上でバーベルをリバウンドさせたり、挙上中にバーベルが傾いたり、足の位置がずれたり、臀部が浮いても問題ありません。
○合図があれば、バーベルをラックに戻します。
 
 
     
  反則行為  
  ○以下の反則行為が認められた場合は、失敗と判定されます。
 a:バーベルを挙上できなかった場合
 b:バーベルを降ろしたときに、バーが胸に着かなかった場合
 c試技開始・完了時に腕が完全に伸び切っていない場合
○なお、レフリーの合図を聞かずに試技を開始し、または完了してしまった場合は、合図に従わなかったことについては失敗とはなりません。
 
     
  デッドリフト  
  ○デッドリフトは、床に置かれたバーベルを両手で引き上げる競技です。
○選手は、床に置かれたバーベルを両手で握り、1回の連続動作で直立姿勢まで引き上げて、レフリーの「ダウン」という合図を待ちます。
(レフリーの「バー・イズ・ローデッド=バーベルがセットされました」の合図の後、1分以内に「ダウン」の合図がかからなければ失敗となります。)
手幅・握り方は自由ですが、引き上げが完了した時に膝が伸び、肩を後方に返していなければなりません。
引き上げ途中に、バーベルを煽ったり、足の位置がずれたり、バーを膝に乗せての移動・歩行も問題ありません。
なお、デッドリフトでは、試技に当って、膝下までの長い靴下を履かなければなりませんので必ず用意して下さい。
○合図があれば、バーベルをコントロールしながら静かに床に戻します。(バーベルをドンと落とし、コントロールして降ろす意思がないと判断された場合は失敗と判定されます。)
 
 
     
  反則行為  
  ○以下の反則行為が認められた場合は、失敗と判定されます。
 a:バーベルが落下した場合
 b:引き上げ完了時に肩が後方に返っていない場合や膝が完全に伸びていない場合
○なお、レフリーの合図を聞かずに試技を開始し、または完了してしまった場合は、合図に従わなかったことについては失敗とはなりません。
 
     
     
   
     
 
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